5本指シューズとして知られているビブラムファイブフィンガーズ。
この記事ではそのビブラムファイブフィンガーズのコスパやメリット・デメリット、サイズ感などのユーザーレビューを紹介していきます。
ちなみに、私はこのビブラムファイブフィンガーズ （以下、ビブラム）のユーザー歴約10年のランナーです。
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ビブラムファイブフィンガーズってなんですか？特徴は？
ビブラムファイブフィンガーズとは、シューズのソールメーカーとして有名なビブラム社が販売しているシューズです。つま先が5本の指に分かれています。さらにモデルによって差はありますが、ソールが６ｍｍとか８ｍｍとかで薄い。結果的に重量もメチャ軽く仕上がっています。
こんな特徴を備えたビブラムファイブフィンガーズは裸足感覚を強く感じるシューズです。ビブラムファイブフィンガーズで歩いたり走ったりすると、脚が鍛えられて身体が本来持っている力を引き出される感じがします。
見た目はキワモノ感が強いですが、根強い人気があるリピーターの多いランニングシューズでもあると言えますね。
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ランニングシューズに2万円は高い！コスパ、悪くないですか？
ビブラムでランニングするなら、V-RunとV-Train2.0っていうモデルが、ランニングするには良いモデルだと思います。このモデル、両方とも20,350円（税込・2022年7月現在）です。ランニングシューズとしては確かにちょっと高いですね。
でもこのビブラムはソールが丈夫で耐久性があって長持ちな方だと思います。もちろん、体型や走る距離や頻度、走り方などによって変わると思いますが。
ちなみに私は今までビブラムのV-Run（とその前身のモデル）を合計で5足履いています。2足目を購入してからは、常に２～3足を併用して使っていますが、１足目のビブラムを買ってからは、他のランニングシューズを買ったことがほぼありません。
また私の知り合いのビブラムランナーは、ビブラムで走るようになって約3年経過していますが、まだ充分使えています。
約10年で5足って長持ちだと思いませんか？平均すると2年で1足、2年で2万円です。そう考えるとビブラムの1足2万円って、そんなに高くないと個人的には思います。
なので、ランニングシューズの初期投資の金額としては高額だと言えますが、長く使えるので、むしろ個人的にはコスパは良いかと思います。
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ソール（靴底）が薄いけど痛くならないですか？
正直に言いますと、痛いです(笑)。この「痛い」には2種類あると個人的には思っています。
1つは、例えば石など硬い突起物を踏んづけてしまうと、その衝撃が「痛い」です。ビブラムはソールが薄いので、他の靴に比べると痛さは大きいと思います。でも、これはビブラムであろうがなかろうが、あることですね。だから、気をつけましょう、としか言えないです。私も含めてみなさん、気をつけましょう(笑)。
もう1つは、ソールの薄さゆえに今まで使っていなかった脚の筋肉を使うようになって感じる痛みが「痛い」です。痛くならない？って質問をする人はたぶんこっちの痛みを気にしている人が多いような気がします。この質問に対する答えは「慣れるまでは痛い。けど慣れたらよくある筋肉痛と同じ」です。
私も最初は走らずに歩きで慣らしました。たぶん1か月ぐらいは歩きだけだっと思います。特に最初の頃はちょっと歩いただけでも、足の裏やふくらはぎがバキバキの筋肉痛みたいに痛くなった記憶があります。で、そのバキバキの筋肉痛の感じが少なくなってから走り出したように思います。もちろん、おっかなびっくりでした(笑)。あとで触れますが、その当時は膝も痛めていましたので、歩きがメインで、ちょっと走る、っていうのを長くやっていました。
今では、ビブラムを履いて約10年経つので、最初の頃に感じた筋肉痛的な痛みは感じることはありません。慣れました。と、いうかビブラムを履いてから足の裏やふくらはぎの筋肉が鍛えられたんだと思います。ただ、石を踏んづけたりするとその衝撃はやっぱり痛いです(笑)。
なので、ビブラムを履いて感じる「痛み」には2種類あって、1つは気をつけることで回避できる「痛み」で、もう1つは筋肉が鍛えられて慣れると感じることがなくなる「痛み」と言えますね。
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ビブラムのサイズ感は？
ビブラムファイブフィンガーズはイタリアのメーカーで、サイズ表記がＥＵサイズなので分かりにくいですね・・・。
私の場合、普通のスニーカーのサイズだと26.5～27.0cmぐらいですが、ビブラムの場合は41です。新品の状態で履くと若干キツく感じるんですが、すぐにシューズ全体が足になじんでくるので、履いているうちに「エエ感じ」になります。
なので、初めて購入する時は基本的には購入ページのサイズ表を参考にすれば良いと思います。ただ、モデルによってはサイズ表記よりも小さい作りのモデルもあるので、ご注意を。ちなみにV-Train2.0もV-Runも小さい作りのモデルではありません。
本当は実店舗で試し履きするのが一番なんですが、近くに取扱店舗がない場合や、取り扱っているモデルがない場合がありますね。
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靴下は履く？履かない？どっち？
靴下は、履いても履かなくてもどっちでも良いと思います。
ビブラムで歩くときに足を見ると、片方の足が着地をして体重がかかって踏み出す間、足の指に力がかかって、「グッ」と足の指が開くんです。そのときの力のかかり具合で足が鍛えられます。走るときは足の指が広がるのを見ることはできませんが、走っているときも同じだと思います。だから、靴下なしの裸足でビブラムを履くほうがより強い刺激になって足を鍛えるには良いと個人的には感じています。
私の場合は基本的に靴下なしの裸足で履いています。ただ、真冬の寒い時期（1月～2月）は靴下を履きますし、マラソン大会などに出て長距離を走る場合は靴下を履く場合もあります。
靴下なしの裸足の方が、より強い刺激を受けるのは確かだと思うんですが、慣れれば靴下を履いても履かなくてもそんなに違いはないと思います。
ビブラムが新品で、足になじむまでの間は、靴下を履くとちょっと窮屈に感じる場合もあると思いますが、足になじむと窮屈さもなくなります。なので、ビブラムを履くときに、靴下を履く？履かない？は、どっちもアリだと思います。ただ、靴下なしの裸足の方が解放感・爽快感があると思います。
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どんな効果があるの？
一般的な効果っていうところでは、脚の血行が良くなるのはすぐに実感できると思います。それから上記でもお伝えしましたが、足の裏やふくらはぎは鍛えられると思います。
脚全体が鍛えられたからだと思うんですが、膝痛が治りました。階段から転げ落ちて膝を強打してから、ずっと歩くのも痛くて大変だったのですが、「ビブラムを履いて歩く」のを地道に続けてやっていたら、気付いたら膝の痛みを感じることがなくなっていました。それ以降は、膝が痛くなったことはありません。ただ、これは個人的な経験で、また膝の痛みが気にならなくなるまで1年ぐらいはかかったこと、膝痛を治すためのシューズではないことなどから、全ての人の膝痛が治る訳ではありません。ご注意くださいね。
あと、効果とはちょっと違うかもしれませんが、足の指が自由に動く解放感が最高に気持ちイイ。私の場合はこの解放感があるからビブラムを履き続けていると言っても過言ではありません。爽快です。
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その他のデメリット
慣れるまで履くのに時間がかかる。でも経験上、1か月もあればササッと履けるようになると思います。あわてなくても大丈夫です。
靴下を履くなら靴下も5本指の靴下が必要。必要なら購入してください、としか言えませんが。
あと、ランニング以外のシーンで普段履きしたときにちょっと変な目でジロジロ見られたりっていうのはあるのかも知れません。私も経験があります(笑)。
マラソン大会に出るための移動の時に電車の中でジロジロ見られました(笑)。あとは犬の散歩のときにビブラム履いて行ったら、近所のおばちゃんたちにびっくりされたりとか(笑)。やっぱり、ビブラムって見た目はやっぱりキワモノ感が強いですからね。これも慣れたら大したことはありません。
なので、それ以外のデメリットってほぼないですね。慣れたらＯＫ、みたいな感じだと思います。
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メリット・デメリットのまとめ（超個人的感想）
（デメリット）初期投資としての2万円超はランニングシューズとしてはちょっと高くないですか？
（デメリット）最初は歩くだけで、足の裏やふくらはぎが痛くなるって聞きましたが、なんとかなりませんか？
（デメリット）履くのに手間取る。指をそれぞれのポジションに入れるのが難しい。どうしたら良いですか？
（メリット）本文には書きませんでしたが。
（メリット）最後に。
参考にしていただけると幸いです＾＾
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